太子町科長神社宮入


7月25日、下池田町のお別れ曳行を途中で切り上げ、太子町科長神社の宮入に行ってきました。ちょっと遅れてしまいもう始まってるかな?と思っていましたが予定よりすこし時間が遅れてたようで助かりました♪ここ科長神社のだんじり祭は南河内では珍しい真夏の祭です。

神社はのどかなところにあり、境内には本当に地元の人と一部のマニア(自分も含めて)だけでした。

長科神社の境内です。この神社のあたりからいきなり森っぽくなってきて山中みたいな感じになります。静かだった境内にいきなり伊勢音頭が鳴り響き、大道のだんじりが宮入します。

伊勢音頭を歌いながらいい雰囲気です。写真でみただけだとかなりはげしそうですが実際はそんなことはありません。これから激しく動き始めます♪

伊勢音頭を歌い終わると同時に垂れ幕と紙吹雪がいっせいに舞い上がり、うってかわって「そりゃ大道じゃい!!」みたいに陶器風になります。それがまた面白いです。

幕の中央の名前は青年団の団長さんでしょうか。

大道が宮入を終え、本殿の前に留め置くと西町のだんじりが宮入!

後ろを上げて回りはじめます。当然まだ伊勢音頭です。

このときは伊勢音頭だったかな?よく覚えてません(笑)南河内名物(?)横しゃくりです。

ものすごいいい感じです。真っ青な空に真紅の紙吹雪が舞い上がります♪なんか突風が吹いてるみたい・・去年も思ったんですけど紙吹雪は紙のきり方しだいで飛び方がぜんぜん違います。西町のこの赤い紙吹雪なら大きめに切ってあるのでゆっくりと大きくゆれながら落ちていきます。西町は南河内ではめずらしく天満囃子をたたくところで、このときも天満囃子で盛り上がってました。

本殿の前に留め置きます。このときも天満囃子ですが、すごい盛り上がりようです(笑)

続いて後屋の船だんじりの宮入!!船だんじりは大阪府下ではここ太子町に2台と大阪天満宮に1台、歴史博物館に1台の計4台だけで、実際曳行してるのは太子町の後屋と東條だけです。

境内にゆっくりと伊勢音頭を歌いながら入ります。船だんじりなのでさらに情緒いっぱいです♪

どこのだんじりも紙ふぶきが舞うと激しくなります。この写真は紙吹雪にピントがあってていい感じです。この写真をみればわかりやすいですが、ここの場合紙を長細く切ってあるのでくるくると回りながら落ちて行きます。なんかこんな写真どこかで撮ったことあるなぁ・・・

なんと篠笛を吹いてはりました。

南河内の祭は女人禁制で、女性立ちはこうやってだんじりの回りで華やかに踊っています♪この写真もいいかんじに撮れた!とにかくまぐれの写真が多いです。数を撮れば当たるもんですね(笑)

最後に本殿にお辞儀して留め置きます。だんじりが入るごとに境内が徐々に狭くなってきます。

さらに永田のだんじり!よくみると南河内ではめずらしい(今思いつくのはここだけ)下だんじりです。和泉市郷小路先代の元「泉北のだんじり」です。

太子町ではなんか各町でテーマカラーみたいなものがあります。永田の場合は黄色ですね。

砂埃が凄い(^_^;)しかも暑いです。手前の女性の背中を見てもらったらわかるとおもいますが、しっかり日焼けしてます(笑)

泉州ならではの後ろ梃子も健在です。

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