太子町科長神社宮入
宮入の酉を勤めるのは東條のだんじり。ここも後屋と同じく船だんじりです。当然伊勢音頭・・
ここの場合テーマカラー(?)は桃色で大き目の紙吹雪が舞います♪
船だんじりは前の出っ張りが大きいのであげるのはしんどそうです。
砂埃のなか、若い人たちはがんばっていました。
5台すべてのだんじりの宮入が終わり、境内はけっこう狭くなってます。右から永田町・西町・大道・後屋・東條です。
5台いっせいに本殿にお辞儀!紙ふぶきがあるとやっぱり華やかですね♪
神事が行われます。この後、神輿も担ぎ出されました。
永田町の屋根周りです。いいですねぇ〜下だんじり!太子町まできてこの屋根をみるとなんだかほっとします♪
土呂幕の彫物です。このだんじりは郷小路の前は春木中町のだんじりでした。大工は絹井嘉七、彫師は玉井行陽と伝えられていますが個人的には「彫又」かな?と思ってます。明らかにこの彫物は上だんじり風ですし・・
西町のだんじりです。石川型の古いタイプのようで、南河内型などとも呼ばれているそうです。天保3年の製作で大工は大阪喜平治、彫師は「相野」の相野伊平衛。かなり古いだんじりです。
枡合・欄間などです。主に中国の彫物のようです。
車板後ろ、「龍退治(?)」です。左に虎がいます。
大道のだんじりです。かなりきれいですが、実はコレ・・・日本で一番古いだんじりです(^_^;)なんと文化4年(1807)の製作です。要するにいまからちょうど200年くらいまえ・・大事に曳けば200年持つんですねぇ♪彫師は「小松」7代目と思われる小松源蔵。なんといまは動かないものの「からくりだんじり」だそうです。このだんじりには驚かされるばかりです。
屋根回りです。きれいな枡組です。
車板です。いい彫物です。
後屋のだんじりです。詳細は不明
船の一番後ろの部分の彫物です。
最後に東條のだんじり。後屋と同じく船だんじりで詳細は不明。しかし明和年間(1764〜1772)製作と伝われており、本当なら大道の1807年を大きく上回りダントツで日本最古!その可能性も十分あると思います。そんなことを聞くといったいだんじりの発祥はいつなのか。。って思います(笑)
この後午後2時より俄が演じられたそうです。いい雰囲気・歴史・伝統を感じたいい祭でした。できることならまた来年も行きたいです♪関係者のみなさまお疲れ様でした。