尼崎市塚口だんじり見学(清水町)
5月23日、中百舌鳥町の入魂式を途中まで見て、大阪市営地下鉄御堂筋線に乗り、尼崎市塚口へやってきました。塚口清友さんにお誘いいただき、北町のだんじりまで見せてもらって本当にありがとうございました。

塚口清水町のだんじりです。最初どんなだんじりか知らなくてずっと大坂型だとおもっていただけにこの大きさはびっくりしました^^;

正面屋根周りです。彫師は服部清七です。

正面車板

木鼻とその上の仙人です。ちょうど上を見上げるとちょうどいい角度で見れます。そこまで計算して彫ってるのはやっぱり服部清七という彫師さんはすごいと思いました。

右の木鼻とその上の人物です。木を持ってますね。

大屋根右の項梁です。「牡丹に唐獅子」

同じく左の項梁です。「牡丹に唐獅子」

脇障子です。「張飛」です。

小屋根項梁「波に飛龍」

小屋根項梁左「波に飛龍」

脇障子の上にいたシャチです。

大屋根もそうですけどこのだんじりはほんまに屋根周りが美しくて「建築美」を感じさせるだんじりです。真っ白な光のなかにあるのでさらに美しい!個人的にこのだんじりの一番好きなところです!

ものすごい逆光でしたががんばってとりました。

ええです!服部清七師の作品は本当に上品な感じです。

車板です。本当にきれいなだんじりです。

屋根は折りたたみ式です。小屋根を折りたたんでいただきました。

車板の裏には「大坂 彫物師 服部清七」と銘がありました。

火頭口です。こういうところにも「建築美」をかんじさせます。

解体修理時に取り外した彫物だそうです。ほかにも数点ありました。裏には銘があります。