住之江区安立解体だんじり


3月28日、いわねえさんのはからいで、「大佐」のゆかりの場所などをめぐるウォーキングがありました。事故にあわれた方の墓参り、「大佐」の作業場跡などを回ったあとに、だんじりを解体しておいてある「滝徳」という蕎麦屋でおいしい蕎麦(自分はうどん)を召し上がりました。なぜだんじりの彫物が蕎麦屋にあるのかというと、3代目の当主がだんじり好きの4代目に買ってあげたのだそうです。戦時中に彫物以外の部分は薪にしてしまい今は彫物のみ現存しております。そのだんじりは安立で曳いていたものではないそうで、近くに「大佐」の作業場もあったのでそこから買ったものとも考えられます。

この日は自分のほかにも数々のだん吉の方々が参加されていてとても勉強になりました。なお、写真はあまりないのでご了承ください。

今回、だんじりの彫物を見せていただいた上、おいしいうどんまでご馳走になった「滝徳」さんです。(写真は「泉州の上だんじり」さんからお借りしてきました)

座敷に飾ってあった武者の彫物です。上だんじりの三枚板と思われます。

同じく座敷においてある彫物です。これも上だんじりの三枚板の部分です。

彫物のUPです。

床の間にあった織台です。移動して写真を撮らせていただきました。痛みが激しくところどころに虫が食った後がありました。

座敷にあった旧安立の船だんじりです。現在大阪歴史博物館に展示されています。他にもいろんな彫物がありました。

どの席に座っても彫物を見ることができます。だんじりの彫物が見れてそのうえおいしい蕎麦・うどんが食べれる文字通り「おいしい」店です。皆さんも一度行ってみては?