四条畷市雁屋だんじり見学


7月31日、雁屋HP管理人さまより毎年土用に幕の日干しを行うとの情報をいただき、台風の接近が気になる中ろくちゃんと京橋で合流して行ってまいりました。雁屋だんじり小屋に到着すると何人かの村の人たちが一生懸命作業をされていて、「今日は風が強いため中止」とのこと。。しかし、遠くからやってきたことを話すとこころよく小屋を開けてくださり、大変助かりました。

雁屋のだんじりは知るひとぞ知る北河内型の名だんじりで、明治16年製作し18年に完全完成とのこと、彫師は名門「小松」の8代目小松源助師でその中でも名作として知られています。詳細はこちら。では北河内型だんじり雁屋のだんじりをご覧ください。

写真では伝わらないかもしれませんがかなりデカイです(^_^;)いままで見た北河内型の中で一番デカイとおもいます。

屋根回りです。よく見てみると屋根の木目がかなりきれいです♪しかしコレだけのでかくて(本当にでかいで)良い木をよく見つけてきたなぁと言った感じです。今では考えられないです。

獅子噛です。小松一門独特の獅子噛です。

懸魚「鳳凰」です。なんとこのだんじり!新調以来大きな修理はしたことないのだそうです。しかし造りはしっかりしてるのでまだまだ修理なしで大丈夫だとおもわれます。

桁隠し右です。

同じく左。ここの彫物は本当に素晴らしいです。

正面車板です「波に龍」。だんじりがでかいと彫物も相当のものです。波が凄いです。約120年間欠損もなく完璧な状態で保存できているのは凄いです。

「これ木鼻!?」ておもうひともいるかも知れませんが木鼻です。特徴的です。この爪引掻かれたらめっちゃいたそう(^_^;)

柱の前の獅子の彫物です。

同じものを上から。本当に親子でじゃれあってるみたいです。

同じく左側。躍動感がありますね♪

北河内型のこんな組み物大好きなんですよ♪木のいろがいい感じなんでなおさらいいですね。もちろん何も塗ってません!120年この色が出るまで曳くのも凄いです。欅ってこんないろ出てくるんですねぇ。さっきから「すごい」の連続・・(笑)

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