池田市木部祭礼


10月24日昼、何年も前からずっといってみたかった池田市木部の祭礼に行ってきました。もちろん謎の彫刻師長谷川亀造の名だんじりを目当てに・・・木部のだんじりはもちろん、池田の山裾の景観と独特な祭礼の風景が本当によかったです。

木部についてまず向かったのは神社境内にある地車小屋です。今は曳行されていない新宅町のだんじり小屋も併設されています。

新宅町のだんじりです。板勾欄出人形式の古い形のようです。このタイプのだんじりのファンとしては一度じっくりみて見たいものです。って・・今更新してて気付いたのですが、手前の木造物・・・まさか太鼓台では!?^_^;

神社近くにいた木部のだんじりです。曳き綱は一本です。

木部のだんじりです。大改修が行われ写真で見た池田市のだんじり独特の屋根の草はなくなってしまったようです。

老人ホーム(?)で若い男女が太鼓と鉦を披露されていました。

三枚板です。この巻物を噛む獅子!!いぃなぁ♪

少し変わった池田風の大阪締めで出発です。

曳いた〜曳いた〜の掛け声でゆっくり曳行します。山に「祭」の青法被もなかなか良いものですね。

五月山の山裾を行きます。

細い村中をぬけ・・

神社方面へ向かいます。大勢の子供さんが曳行されていました。

しかし、やはりだんじりのまわりには年配の方ばかり・・

車板等の彫刻です。

勾欄合「二十四孝」

後ろの勾欄合です。改修時に薬品により洗いをかけたようですが、ここだけニスが塗られているようです。

大屋根後ろの獅子噛です。独特の表情です。

心棒は木製でした。

「彫刻師 大阪 天王寺神見早 長谷川亀造」の銘です。

永年行ってみたかったこともあってか、有意義な見物となりました。噂どおりの味わい深いだんじりでした。