泉南郡岬町淡輪秋祭
10月15日月曜日、枚岡から20時ごろに帰宅、少し腹ごしらえをしてすぐに出発!!泉州最後(?)の秋祭りです。付いたのが22時前頃でしたが、まだやぐらは宮入をしていないようで、思ったよりゆっくり見ることができました。
付いてみると船守神社前の参道で3台のやぐらが止まっていました。手前から大西組・大東組・堂組とならんでいます。
最後尾の堂組の太鼓です。見た瞬間ゾクッとしました(笑)エグイっす!
堂組と大東組の間が何か騒がしいと思ってみてみたら堂組のやぐらが大東組にぶつけて小屋根の懸魚がとれたようです^_^; 私が到着する以前にも何度かぶつけていたようです。
夜10時ごろ、ようやく大西組の宮入が始まりました。結構なスピードで走ります。
前で思いっきり振ります。
そして境内です。泉州でも宮さんに幟とか立ててるとこあるねんなと思い少し感動しました。大漁畑がかなりいい雰囲気を醸し出してます!「船守神社」という名前からきっと海に関係する宮さんなんやろなと思ってたんですが、由緒書きをみてみるとどうやら「紀船守」という人物を祭る神社なんだそうです。紀氏といえば歌人として有名な紀貫之等を輩出した名族です。
しばらく境内にて御払いを行い、宮出します。赤の法被に大漁旗がめっちゃ好きですね!!ちなみに提灯の明りも赤いししかも太鼓まで・・・
女の子が笛を吹いていました。
続いて大東組の宮入です。まっすぐ綺麗に走ってきました。
各組ともに境内に入るとものすごいスピードで回します。
宮入中真っ暗な中、すこし彫刻を撮影!めっちゃ渋いです!西岡弥三郎の作だそうです。一度昼間明るいときにじっくり見てみたいですね!正直こんなものがあると思っていませんでした^_^;
大東組の宮出を終えるとまたしばらく空き時間があります。最初の3台のときもそうですが、宮入前はこのように閉鎖してしまって、やぐらには関係者以外近づけないようになってます。
堂組の宮入です。めちゃいかつかったです!
狛犬すれすれ^_^;狛犬に当たって向きが変わるという場面も見ることができました。
やりまわしのように入って来たあと、すごいスピードで回します。
屋根からお菓子をなげていますが・・・同時に日本酒が屋根から振りまかれます。臭いがきになるんで逃げてました(笑)
堂組の彫刻です。三国志です。
最後は幹部を胴上げ!!
このあと宮入を終えた各地区は地元へ帰っていき、宮元の堂組は神社のすぐ前の小屋にすぐに仕舞いました。泉州ですが、だんじりや、泉南・阪南方面のやぐらとはまたちがう・・・といっても河内方面や摂津にもない独特の雰囲気の村祭がみれて本当に良かったです。すこし古きよき時代の祭が見れたような気がします。