堺市堺祭前夜祭


 10月20日土曜日の夜、堺の布団太鼓が小さいころから好きで数年前からその存在を知り、かねてからの念願だった堺市市民会館で行われる堺祭パレードの前夜祭を見学してきました。堺祭には毎年、開口神社から4台(芦原濱・新在家濱・隅田・大甲濱)、船待神社から3台(西湊・東湊・出島)のほか、菅原神社の北戸川、石津連合会、方違神社の榎太鼓台の計10台の布団太鼓が参加しており、前日の土曜日には堺市民会館にて1台ずつ布団太鼓が披露されています。 なお、すこし遅刻してしまったために新在家濱さんの画像だけがありません。新在家濱のみなさん本当に申し訳ありません!

市民会館へ到着したとき、すでに新在家濱が担ぎ終えたあとで、船待神社の東湊が担いでいました。東湊の布団太鼓をみるのはホント久しぶりです。

差し上げます。そしてそのまま仮小屋の中へ・・・

3番目に登場したのは開口神社の大甲濱です。隠し額の兜と十字の金綱が特徴的です。百舌鳥西之町先代のものだそうです。

ごらんのとおり良く担いでおられました。「べら」の状態から一気に差し上げてるのがめっちゃ渋かったです!

そして仮小屋の中へ・・・仮小屋も祭当日に負けないくらいの立派なものでした。

続いて方違神社の榎太鼓台です。やっぱりかなりデカイです^_^;

仮小屋は榎らしいとても華やかなものでした。紙テープがえらいことになってます^_^;

続いて菅原神社の北戸川の布団太鼓!堺型の屋根付き布団太鼓です。

 勢い良く担いでいました。かなり古い布団太鼓です。金綱が二重に結ってあるのは先代のだんじりのものをそのまま受け継いだために長さがあまったからだと聞いたことがあります。

船待神社出島太鼓台です。おそらく堺市内で一番巨大な太鼓ではないでしょうか。

布団・トンボ等、すべてがデカイです^_^;「咲いた〜咲いた〜房の花♪」という歌詞が印象的です。

つづいて石津太神社、石津連合会です。

各地区ともこのように仮小屋へ入るときクラッカーをぶっぱなしてました。

房の色や飾りが特徴的な開口神社の芦原濱太鼓台です。

隠し額は「鬼面一族」 有名な能面師の方が彫られたそうです。近くでみると怖いです(゜_゜>)

続いて船待神社西湊太鼓台!堺祭でも台棒から差し上げていました。数年前に新調した堺型布団太鼓ですが、この重たい太鼓を台棒から差し上げるのは圧巻です!しなり具合がめっちゃ渋いですねぇ!!

この西湊だけは他の太鼓台よりも遅くつくられたので彫物の雰囲気など、少し特徴的です(彫物は先代の物を使用)。屋根に房がめっちゃ合います。

元気良く担いでおられました。

堺祭前夜祭のトリを勤めるのは開口神社の隅田(大南戸川)の布団太鼓です。この太鼓もかなりいい味をだしている堺型の地太鼓です。

青年団幹部による挨拶です。祭並みに盛り上がってました。

最後に・・・堺市民会館に集まった10台の布団太鼓です。堺布団太鼓オールスターってカンジでしょうか(笑)

明日はいよいよ堺祭大パレードです。各地区華やかな担ぎをみせていただきました。とりあえずお疲れ様です!!