交野市星田神社祭礼
10月17日夜、学校が終わってから電車を乗り継ぎ、交野市星田神社の祭礼を見に行ってきました。星田のだんじりは東、西ともに交野型の古いだんじりで、一日中ほとんど境内から動かないそうですが、夜にすこしだけ動くそうです。村中がすごく入り組んでおり、少し道に迷いました^_^;。静かな暗い街のなかでぽつり、星田神社の境内だけが明るく、出店などでにぎわっていました。
星田神社境内に止め置かれただんじりです。左が東、右が西のだんじりです。村の人たちは大きい方(西)小さいほう(東)と区別していました。
西だんじりの屋根周り後ろです。両だんじり共に金具が多いだんじりでした。金具までもが天保年間製作のものです。暗かったのでちゃんと彫刻等と撮影できませんでした。彫師は相野藤七
同じく西だんじり。金ぴかの金具ばかりです。変えられているものもあるでしょうが殆どが綺麗な状態で保存されています。
西だんじりの脇障子です。烏天狗でしょうか
東だんじりです。めっちゃスゴイです。
午後8時過ぎ、西のだんじりから動き出しました。
割と拾い境内を端から端まで曳行します。
何度か前後したのち元の位置へ
つづいて東のだんじりが動きます。蝋燭の明りが綺麗ですね。
交野型のだんじりはかなり大きいので動かすのが大変そうでした。
四方コマを地面につけたまま回します。前日にケーブルテレビが取材に来たそうです。
所定の位置へもどりました。村のひとの話によるとだんじりが動かなくなったのはここ最近のことで、少し前は若い人たちが元気にだんじりを練り回しにぎわっていたそうです。
しばらくしてから小屋へ直しために再び動き出します。小屋へ仕舞う前に一度だけ境内を往復していました。
坂を下ります。大きなだんじりが坂を下ってくる姿は結構迫力あります。
小屋前へ・・・ちなみに西だんじりです。
西だんじりが小屋へしまったあと、東のだんじりが動き始めました。
そして小屋へ・・・小屋には星田小学校の子ども達によるペイントが施されていました。蔵のような小屋もいいですが、こんなんも地元のつながりを感じていいですね。
両だんじりが小屋にしまってから輪になって乾杯!!!そのあと、伊勢音頭を唄っていました。
胴上げです。
だんじりが殆ど動かなくなったといえども、少数ですが、若い人たちが祭を楽しんでいました。細々とでもこの星田の祭をこの先もずっと続けて行ってほしいですね。