泉南郡田尻町立小学校100周年記念曳行(吉見・嘉祥寺)


11月18日午後、田尻町立小学校の100周年記念にてやぐらとだんじりが曳行されるとの情報をいただき、少し寝坊しながらも行ってまいりました!!田尻町制50周年以来約4年ぶりの見学です。以前はやぐら中心だったため今日はだんじりを中心に撮っています。嘉祥寺のだんじりは昭和7年に大工絹井楠次郎、彫師田沼征信によって制作されたもので、朝鮮へ売られるはずのものが破談になり嘉祥寺が買い取ることになったのだそうです。彫物・姿見等に特徴があり、味のあるえぇだんじりでした。

少し寝坊しましたが、間に合いました。いよいよ出発のようです。

屋根は入母屋で一般的な扇垂木ではなく、珍しいカチコミ垂木です。

小学校へむけて出発しました。音の高い小太鼓から入る鳴り物が印象に残っています。

ものすごいダッシュです。結構本気で走ってやっと追いつくくらいです(゜_゜>)

走って走ってあっというまに田尻小学校へ。先に吉見のやぐらが入ろうとしていました。

吉見のやぐらです。太鼓の撥は泉南などでみられるものでなく、バット型でした。

次に嘉祥寺のだんじりが入ります。

地面が掘れるためか板を置いてまわします。

そしてグラウンドの端にある白線でかかれた停止位置へ

その間、吉見のやぐらは伊勢音頭を歌いながら練っていました。だんじりの鳴物が聞こえるそばで伊勢音頭とやぐらの鳴物・・・自分にとっては異様な光景です。

停止位置におかれただんじりです。個人的に姿見が好みです。

屋根周り、取り付けられた幕(?)によって正面の枡合はみることができませんでした。

田沼征信作の土呂幕です。顔の表情が特徴的で一目でソレとわかるのがこの人の特徴です。関東の名匠です。

しばらくするとゾクゾクと小学生が・・・

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