堺市船待神社西湊ふとん太鼓生誕100周年記念祭
8月28日、大道町の入魂式を見届けたあと、堺市船待神社に行って来ました。久しぶりに見る堺のふとん太鼓!担ぎ出しには鳥肌たちました!!
ところで堺のふとん太鼓の始まりは日露戦争の戦勝祝いで禁止されていた祭りが復活したのが始まり・・・2005年はちょうど日露戦争終結100年に当たります。
船待神社近くの紀州街道の町並みです。古い町並みが今も残っています。
船待神社境内には昨年新調の新調太鼓(左)と昨年で最後の役目を終えた先代ふとん太鼓が並べておかれていました。
二代目ふとん太鼓の狭間の彫物です。先代のものをつかっていますが洗いをかけているのでかなりキレイです。「大徳寺焼香の場」付け木がスゴイ^_^;
「安宅関」いいですねぇ。。。淡路彫!!彫師は淡路彫の名匠開正藤です。
新調太鼓の勾欄合です。「二十四孝」の一つで、親のために鹿の皮をかぶって鹿に近づき、乳を搾ろうとしていたところを間違って猟師に射られそうになり、猟師に事情を説明している場面です。
そして先代太鼓・・上の写真と同じ場面です。彫師は高松一門の玉井行陽かと思われます。
再び二代目へ・・・近年で唯一の「新調堺型」ふとん太鼓です。屋根のそり具合が先代そっくりですね(^^)
昨年新調した和泉市上泉のだんじりに似てる!!とおもったら彫師は上泉と同じ松本師だそうです。
昇魂式がもうすぐ始まります。
先代ふとん太鼓の昇魂式です。
お払いを興味深そうに見つめるお子さんです(^^)
社務所に飾ってあった昔の写真です。今と殆ど変わりません。。紀州街道でしょうか・・
いよいよ担ぎ出し!まずは二代目ふとん太鼓からです。
差し上げます!
初代ふとん太鼓にくらべてサイズアップもしていてかなり重たそうです!
続いて先代ふとん太鼓へ!NEXT