河南町石川地区見学会(壱須賀・東山)


壱須賀のだんじりを隅々までしっかり見た後、東山のだんじりを見学しました。つい最近修理したばかりでかなりキレイでした。

東山のだんじりです。相当きれいなので最近新調したのではないかと疑ってしまいます^_^;

屋根周りです。木の色が新しいので写真写りがいいです♪

獅子噛です。

懸魚、獅子噛とともに彫りかえられた新しい彫物です。

正面車板等・・・車板はオリジナルの彫刻のようで「仁田四郎猪退治」

頼朝公です。

猪を退治する仁田四郎。

木鼻等です。木の色艶がきれいですよね。

木鼻です。めっちゃイカツイ顔してはります。

大屋根側面の組み物などです。6本の柱は石川型だんじりの最大の(?)特徴です。

このぶぶんだけ木の色がちがうことに気がついて他の詳しい人に聞いてみると桜の木だそうです。このあいだ見た海老江西之町の台木も桜の木でした。このだんじりには石川型の特徴である檜、新たに彫りかえられた欅とこの桜の3種類の木が使われています。「唐木」と呼ばれる木は一切使われていないようです。

こういう地味なところにいる龍が結構味があっていいんですよ♪

小屋根周りです。獅子噛はすべて新しいものに変えられていました。

小屋根車板です。これもオリジナルの彫物。

会館の中では修理の際に彫変えられたふるい彫刻も展示してくれていました。

木鼻です。顔つきからしてやはり「彫又一門」の作品のようです。

獅子噛です。いい顔してます。

獅子の彫刻です。ええ味だして渋かったです。

獅子の彫刻の側面には「細工人 彫物屋又兵衛」の墨書きがありました。「堺彫又」を偲ばせるような墨書きです。

雪が降って寒いことだけが辛かったですが2台の貴重なだんじりが見れてほんとに幸せ一杯の一日でした。今回だんじりを見せていただいた地区の方、本当にありがとうございました!!