八尾市高安地区夏祭り
7月17日、うなるような暑さの中、電車を乗り継いで、乗りついでようやく念願の高安にたどりつきました。高安地区は東がすぐに山、西には大阪平野が一望できるのどかな場所でした。
近鉄服部川駅から降りてすぐに太鼓が聞こえ、行ってみるとそこは神社で、服部川の布団太鼓がありました。真紅の布団に純白の布団〆!!さらに逆立ったとんぼ(四隅の結び目)!!堺の布団太鼓以外はあまり見ないのでこんな布団太鼓には感動しました。
彫物を少しだけ・・彫師は開生眠師。
この渋い提灯!!たまりません。白地に金糸で虎っていうのがかっこいいです。こんな提灯を部屋の隅っこに飾りたい(^_^;)高そうですね・・いくらくらいなんでしょうか(笑)
だんじりファンのみなさまお待たせしました。服部川のだんじりです。いまは曳行していません。北河内型です。
車板です。どでかい龍が彫ってありました。
項梁右です「雲に麒麟」
脇障子です。たぶん一対でひとつの図柄なんだと思いますが枚数の関係でもうひとつは載せません。
小屋根を後ろから。
服部川を後にし、村の人に「郡川はどっちですか?」と尋ねるとすぐにわかりました。名だんじりと布団太鼓がお旅所で休憩中でした。
屋根周りです。このだんじりは「大佐」の名だんじりとして知られています。彫物は9代目小松源助作
車板・項梁等です。車板「雲に龍」、項梁「大蛇退治」です
三枚板です「太平記」から「児島高徳、桜の木に歌を詠む」
布団太鼓が先に出発します。青年団の気合がすごかったです。念願の八尾の布団太鼓を担ぐところをやっとみれました。
上にのってる人はかなりやる気マンマンでした(笑)
続いてだんじりが出発です。お囃子ははじめて聞くものでした・・鉦は「コンコン チン チン チンチキチン」の繰り返し。
夏祭りに行くといつもかならず思うのですが、暑い中ほんまにがんばっていました。
短い後ろ梃子がありました。
続いて村の人に「この辺で祭やってるとこ知りませんか?」と尋ねると黒谷を紹介されました。ここ数年で復活したそうです。金綱の布団〆にとんぼがないと淡路のだんじりを思い出しました。
子供たちが太鼓を打ち鳴らしていました。
青年団の人の話ではなんとここを担いであがっていくのだそうです。わからないかもしれませんがものすごい狭い!しかも急な坂です。それを聞いて「来年も来よう」と思いました。
帰り際、急な坂を下っていく郡川のだんじりに遭遇しました。先ほど紹介したような坂がこの周辺には多数あります。
しかもやっぱり道がせまいんです(^_^;)
変える前に少しだけ山畑の布団太鼓をみることができました。布団が3段の布団太鼓があることは知っていましたが、実際見れると思っていませんでした(^o^)
彫物を少し・・小さいのであんまりよくわかりませんね。すみません(ーー;)
布団太鼓を担ぐところはあまり見れませんでしたが、来年もできれば行って見たいです。それくらい気に入った地区でした♪