岸和田市大町小屋移転曳行&下野町原木祭
岸和田市大工町の入魂式を早めに切り上げたあと、同市大町の小屋移転曳行を見るために大町へ向かいましたがすでに曳行を終了しており、そのまま下野町の原木祭を見学にいきました。両方とも写真が少ないので2ついっぺんにお楽しみください。

まず岸和田市大町の小屋移転曳行です。ちょうど曳行が終了したときに到着したようです(-_-;)

鳴り物です。こういうときに高倍率ズームが役にたちます♪すぐに下野町に移動しました。

いきなりですが下野町新調だんじりの原木です。

下野町の現だんじりも参加していました。

水桶です。ちょっとカッコよかったので撮りました。欅の扇に黒檀の文字が渋いです♪

今回初めて下野町のだんじりをじっくりみたのですが、はじめ見送りをみてもこの馬乗りに気づかず後で人が話しているのを聞いて見つけました(じっくりみてないやん!)それにしてもこの加藤虎之助清正は名作です!開さん親子の集大成というべきでしょうか。。顔をみてすぐに「開さんや!」と感動しました♪この清正は息子の生眠が刻んでいてほかのも土呂幕右も息子が刻んでいるようです。責任者は保田夘ノ松で、正面土呂幕は師最後の作品のようです。まさに名匠が勢ぞろいのすごいだんじり。ちなみにこの文章は「大阪浪花木彫史」を参考にしています。たまたま手元にあるもので・・

加藤虎之助清正のUPです。なんというかこの丸っこい顔といい表情が開さんらしい彫物です。

同じく見送りの雑兵です。

同じく見送りの雑兵。生首を右手にもっています。

これです!開さん親子といえばこの表情がたまりません。彫ったことがないのでわかりませんが、この表情はなかなか出せないと思います。それにしても本当に父正藤と息子生眠の彫物は似ています。素人の自分は本がなければどれがどれかぜんぜんわかりません開さん親子作ということはこの顔を見ればわかりますが。。

改めて下野町のだんじりです。

すこし原木の近くにだんじりを移動させるようです。

誰もが知っていることですが、下野町の後旗には扇が刺繍されています。旧市のだんじりはすべてに個性的なイメージがあっていいですね。

だんじりの後ろ姿・・大好きです。

いまから式典が始まるようですが他用でここまで見て帰りました。式典までUPできずに下野町のみなさん申し訳ありません(-_-;)