宮壱番 赤畑町


赤畑町は毎年、必ず宮入は1番ときまっていて、この赤畑町の宮入から百舌鳥八幡宮の祭は始まります。

八幡宮の裏手より宮入します。

100Mほどある境内を何度も・・しかも一度も落とすことなく1時間担ぎ続けます。

本殿の正面にきて「イヤセ」で差します。

さて・・百舌鳥八幡名物の石段です。八尾市の恩智もすごいですが、これだけ大きく、重たい太鼓で石段を登りおりするのは少ない石段でも凄いです。

石段をおり、表参道を太鼓橋のところまで行き、引き返してきます。

こうやって見るとすごい人数です。1本の台棒に11人入ってるから×6で66人。。さらに横の人を合わせると約70人です。

石段を登り・・

境内へ入ります。

そして激しく「ベラ」この瞬間太鼓の台座が地面にぶつかってたまに「ドスン」と足元に響きます。

担いだ後、しばらくお払いを受けます。その間に彫物などを撮影できます。赤畑町の太鼓は井波の川原啓秀が彫物を手がけています

房がゆれてないときは静かに・・きれいです。

屋根の上には人が乗ります。担ぐゆれは絶対に怖そうです。怖がりの自分ならずっとしがみついてそうです(笑)

さあ!再び担ぎ出し!太鼓が鳴りだします。

「いち、にのさん!」で足をそろえて担ぎます。足をそろえることでよりきれいに房をゆらすことができます。

一見ギャラリーが少なく見えるかもしれませんがかなりの数の人がいます。

まるで船が波に漂うように担いでいきます。唄がたまらない・・「石山の・・秋の月♪月に群雲 花に風♪風の便りは阿波の島・・」

境内の西側で「ベラショッショイ」をはじめたと思えばその勢いで差しました・「べ〜ら べ〜ら ベラショッショイ!」同時に拍手が巻き起こります。もちろん自分も鳥肌立ちました。

もちろん定番の紙吹雪も・・噴射機を使っています。

小屋に仕舞い、「べらショッショイ!」

子供太鼓も同じ小屋に納まります。親子太鼓これから一晩明日まで留め置きされます。なので赤畑まちはこの時点で1日目終了です。