兵庫県神戸市東灘区本住吉神社宮出


5月5日、神戸市東灘区本住吉の祭礼を見に行きました、前日に降り続いた雨も上がり、晴天の一日となりました。午前10じごろ本住吉の駅に着き、太鼓のなるほうへと走ってゆけばまだ宮さんにすべてのだんじりが収まっていました。



元本住吉神社境内です、各だんじり小屋のまえにずらりと整列していました。



彫物の写真はかなり撮ったのですが(一部は喪失)全部載せていてはきりがないので主な彫物だけ掲載しておきます。写真は山田区正面土呂幕「義経八艘とび」彫ったのは川原啓秀師!川原さんの特徴がよくでた彫物です。



つづいて茶屋区正面土呂幕「牡丹に唐獅子」小松源助作(?)獅子の表情がリアルで本当にいそうな獅子です。



だんじり宮出の前に神事が執り行われ、神輿・提灯行列などがお旅所へ向けて出発します。



宮出一番!呉田のだんじり



前日は雨で残念ながら中止になった地区もあったそうですが、5日は快晴でした。澄み渡った青空にだんじりが映えますね♪



続いて西区の宮出、小屋を勢い良く飛び出してきました。



曳行へ向かいます。



茶屋区のだんじり。「茶屋」てええ名前の町ですよね、こういう地名けっこう好きです。「五軒家」とか「紺屋」とか・・



晴れるのは大変良いことなのですが、さすがにこれだけ晴れるとめちゃくちゃ暑いです。頭を触るとやけどしそうなくらいあついです。



吉田区です。このだんじりも川原啓秀師の作品です、本住吉神社には河原さんのだんじりが3台あります(山田・吉田・住江)



神戸の祭といえばこの「弓張り提灯」お囃子に合わせて提灯を振ります。その姿をみると「ああ・・神戸にきたな・・」てかんじになるんですよねえ。



空区(そらく)のだんじりです。これまたええ地名ですねえ。



結構よく撮れてるけどもうちょうっと下にもぐりこめばよかったと後になり後悔しています(-_-;)



続いて山田区のだんじりピンクをふんだんに使っていますイメージカラー(?)なんでしょうか。



神戸型のだんじりの破風は独特です、獅子が乗るのにふさわしい屋根というか、なんというか・・これも神戸らしさを演出してますね。



最後に住之江区のだんじりです。直前に周りのひとが「住之江がきた」「次住之江やで」などと聞こえて、いきなり飛び出してきました。おそらくこのあたりでもよく暴れることで有名なのでしょう。



これはけっして平野のように「もどせ」をしているのではなく、土が掘れてだんじりが進まないために、一度少し戻して助走をつけてすすむのです。



すべてのだんじりが宮出して、町の中へ繰り出していきました。このだんじり達も夜になれば再び戻ってきます。