貝塚市三ツ松町昇魂式・お別れ曳行


10月31日、貝塚市三ツ松町のだんじり新調に伴う現だんじりの昇魂式・お別れ曳行がありました。現だんじりは大正6年に岸和田市南町から購入されて以来約80年間大切に曳行され、さすがに関係者のみなさんは名残惜しそうでした。管理人が寝坊してしまったため(ほんとにスミマセン!)名物のやりまわしは見れませんでしたが、それでも充分に雰囲気を味わうことができました。三ツ松町のみなさん本当にお疲れ様でした。

では三ツ松町だんじり最後の勇姿をご覧ください。

いくら本気で自転車をこいでも付いたときにはすでに宮入していました(mーーm)。きっといままで何十回と宮入したのでしょうがこのだんじりが宮入するのはこの日が最後です。

泣いても笑っても最後の宮入です。なんか誇らしげですね。

宮司さんのお払いです。きっとこの宮司さんとの付き合いも長いんでしょうね。

後旗には稲穂の紋がありました。

三ツ松町といえば、この半松良です。古いだんじりの形態を残しています。新調だんじりにも残してほしかったです(^_^)

すこし出発まで時間があるので彫刻の写真を撮影しました。網が無かったのでギャラリーにはかなりうれしかったです!!

和泉彫の名だんじりです。玉井行陽・安田卯之松師ら高松一門の名匠たちです。正面土呂幕「薄田隼人の勇戦(?)」このだんじりが新調されて約100年ここに立ち続けています。

土呂幕左「大徳寺焼香の場」です。この場面が土呂幕に彫られているのは珍しいです。

小屋根枡合です。中国のお話でしょうか。。いい味出してます。いまのだんじりには出せませんよね♪

どこか忘れましたが龍の彫物です。う〜ん。。「味」がでてますねぇ。

昇魂式が終了し、そろそろ出発します。子供たち主体のゆっくりした曳行です。

町内に向かって出発です。

鳴物です。太鼓の音なども派手すぎず個人的に好みの鳴物でした。最近は鉦の音がやたらと大きかったりするところが多いですからね。

町内への道です。狭い道が多いです。

いい風景ですね。線路は水鉄のものです。三ツ松は「入り組んだ村」のイメージがあったのでこんな写真が撮れると思ってませんでした。

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