和歌山県橋本市東家・市脇見学会
橋本には遅れてついて市脇はあきらめていたのですが、まだ出ていると聞き、神社へいくと西日に照らされた名だんじりの姿がありました。
市脇のだんじりは割と知られている板高覧の名だんじりで、修理の時に屋根裏から方違神社の札が発見されたため、堺市方違神社の氏地で新調されたことがわかりました。現在方違神社に地車はなく、布団太鼓のみが順行されています。
前から、すごい板高覧です。鳴り物は台の上の扉から入るそうです。
やはり堺のだんじりの気配が漂っています。
板高覧を正面から。題材は「富士の巻き狩り」のようです。
いちばん上の人物が源頼朝公です。
ちょっとまぶしいですね(笑)
板高覧を右側から。
西岡弥三郎の作品とおなじ感じの顔です。
左から。少しくらいですね。
いったい何人いるんでしょうか。
三枚板右「獅子退治?」
後です。すごい彫物です。大蛇退治かな?
なにの彫物か教えて下さい(笑)
堺の彫又一門、西岡弥三郎の銘です。
項梁です。左右ともにおなじ彫物です。反対側は龍の口がふさがっていました。
腰周りです。台の上の獅子の彫物がいい味出してます。
屋根を後から、大屋根と小屋根ではずいぶん顔が違うので別の彫師が彫ったと思います。西日に当たってきれいでした。
この後神社に参拝して帰りました。