吹田市旧西之庄だんじり
5月4日、吹田市金田町の例祭を見に行ったときのついでに同市泉殿宮にだんじり戎として祭られている旧西之庄のだんじりを見に行ってきました。このだんじりは昭和35年より曳行されてなく、天保年間作で服部系の彫物とされているが??
泉殿宮の境内です。このお堂の中にだんじりが祭られています。境内には浜の堂・川面町のだんじり小屋がありました。吹田市のだんじりはすべて古い貴重なだんじりで市の重要文化財に指定されています。
旧西之庄だんじりの全体です。彫物が多いだんじりです。
飾目です。
車板の麒麟です。
木鼻の獅子です。重量感のある獅子でした。
柱巻きです。すごいです。細工の施された柱にさらに龍虎の彫刻がぐるぐると巻いています。当時としてはすごい豪華だったに違いありません。
いろいろあって小さい画像ですみません(-_-;)いい彫物でしょ♪虎の躍動感が・・
脇障子左です。「猿をつかむ鷲」なんかの彫物がありますがそれの前の段階でしょうか^_^;
三枚板右「加藤清正、山路将監を討つ」それにしても天保年間のだんじりとは思えないようなだんじりです。
三枚板正面「秀吉本陣佐久間の乱入」
三枚板右、図柄は不明です。
まさに「名だんじり」とよぶにふさわしいだんじりです。
小屋根の獅子噛です。
こんなところにオシャレな獅子が・・
縁葛です。
いままで念願だった吹田の「だんじり戎」ですが、見ることができてよかったです!興味深いだんじりです。江戸時代制作のだんじりなのに勾欄合は「太閤記」ですし^_^;彫師のことといい謎が多いです。とにかくすごいだんじりには違いありません。