西淀川区野里中之町のだんじり(中神車)
中神車は昭和30年に植山義正の手によって新調。彫師は岸和田の名匠木下舜次郎で文字通りの「名作」だった。しかし昭和53年のこと・・1月の真冬に放火に会い、地車が半焼、かろうじて全焼はまぬがれたものの、黒こげになっていた。それから地車曳行は休止・・・しかし平成元年!!黒焦げになった名地車をなんとか修復し、曳行を再開。現在では大事に曳かれている。
正面です。かっちりとしています。
斜め前から結構大きめです。
後から、彫物だらけっていう感じがします。
屋根周りです。
獅子噛・懸魚等です。懸魚の鳳凰がすごいです。
車板恐らく「ヤマタノオロチ」でしょう。
柱巻き左。
柱巻き右。
正面土呂幕「朝比奈門やぶり」
木花の獏です。かなり大きいです。
こうりょうです。かなり細かい・・・
台にも人物が・・・・左の台にはカメに乗った浦島太郎らしき人物が彫られています。
三枚板右「加藤清正の虎退治」改めてみると立体的で、ほんとに森の奥で戦ってるみたいです。
三枚板後「川中島の戦い」です。上杉謙信の乗っている馬は有名な「見返り馬」です。木下舜次郎師の代表作にも多く見られます。
三枚板左です。この部分が一番激しく燃えたようです。目が取れています。さらにこげたあとも在ります。